《場面的ドメイン》

今回は場面的ドメインと

時間的ドメインを書いてみましょう。

場面的ドメインというのは、

そのターゲットが

どんな場面でイライラしているか、

ということを掘り起こす作業です。

実際に声に出して

怒っている必要はありません。

心の声が「イヤだ」「辞めたい」「どうにかして」

と言っているかもしれない場面を

いくつも書いてみてください。

そしてその時に、

心の声はなんて言っているだろうか。

文字にして書いて見てください。

《お客さんの痛み》

これはなんの意味があるかというと、

お客さんの隠れた痛みを判ろうとする作業です。

さらに、心の声を文字化することによって、

実際のお客さんに

「こんなことってないですか？」

というアピールにもなるのです。

その結果お客さんが、

「その通りだ、

どうしてあなたはそれが判るのですか」

と思ってもらえます。

そしてあなたのことをプロだと認識してくれます。

（時間的ドメイン）

最後は時間的ドメインです。

これはお客さんが将来に向かって

どれくらい先の時点で

どのような結果を得たいと思っているかを

文字かすることです。

例えば、

半年後、１年後、３年後、５年後、１０年後・・・。

だいたい５段階くらいでいいでしょう。

判りやすいのは、希望する収入を書いてみることでしょう。

月収３０万円とか、５０万円、１００万円、

年収１０００万円、３０００万円・・・

などです。

《お客さんの快楽》

それによって、

お客さんの意識していなかった快楽を

現にしてあげることが出来ます。

このふたつのドメインを書き、

それをなんらかの方法で

お客さんに提示することにより、

お客さんの本当の望みに

気付いてもらうことが出来ます。

その結果、

それが本当に実現出来るのなら、

あなたに相談してみたい

という気持ちを持ってもらえるのです。

《ペルソナの完成》

ここまで分析すると、

やっと「ひとりのペルソナ」が出来上がります。

さぁ。このペルソナに対して

どんなアプローチをしていけば良いでしょう。

あと数回の調べもののあと、

いよいよお客さんにアプローチする段階に入ります。