しるべブログ
しるべブログ vol.66
【本当の目標とは?】
私のクライアントのみなさんに、
良くする話しがあります。
《自社を作ったは良いけれど》
それは、
いまから32年前に自分の会社を作って
起業したころのことです。
会社を創ったのはいけど、
長いあいだ、
まったく成果が出なかったのです。
比喩ではありません。
本当に全く業績が伸びなかったのです。
会社は倒産寸前でした!
仕事の無い日が多く、
そんな日は
一日中寝ていました。
お腹が空かないようにして、
ご飯を食べないで済むようにしていたのです。
お恥ずかしい話しです・・・。
《私にとってのキッカケは?》
それが、あるキッカケで、
急に業績を伸ばすことに成功しました。
3年で売上を3倍に出来たのです。
そのキッカケというのは、
私が再婚したことです。
それまでの20年間は
一人で生活していたのです。
ひとりですから、
生活費が少なくて済む、
というのもありました。
それにしても、
食うや食わずだったのですが・・・。
極端に言うと、
「我慢出来た」
ということでしょうか。
《それまでだって、ちゃんと考えていたのに・・・》
勿論その20年間も、
このままでいいや、
と思っていたわけではありません。
業績を伸ばすことを考えていましたし、
伸びる算段もありました。
では、その後となにが違ったというと、
「目標」が出来たことだと思います。
以前は、
なんとなく売上を伸ばさないといけないな・・・。
と思っていました。
なにしろ、一日中寝ていれば
一応食べていけましたから、
絶対的な必要性がなかったのです。
それが再婚してからは、
そうはいかなくなりました。
同じように業績を伸ばす施策をやったのですが、
やった内容が変化しました。
《本当に必要なことは》
どんな施策をやるようになったかが、
問題なのではありません。
事の達成に必要なのは、
達成したい、
という絶対的な必要性が欠かせない
ということなのだと思います。
私の場合は、
それが再婚だったわけですが、
誰にでもあることではありませんよね。
そんな時に効果があるのは、
手に入れたい目標を作る事です。
《~~が欲しい、絶対に必要とは思っていないということ!》
ただし、
~~が欲しい、
~~の状態を手に入れたい、
と思っているうちはダメです。
「絶対的な必要性」になっていないからです。
欲しい、と思っているうちは、
手に入らないでしょう。
「欲しい」と思っている状態から、
「絶対に必要だ」という状態に
変化させなければなりません。
それには、「欲しい」と思っていることを、
具体化することが効果的です。
例えば、新しい家に住みたいと思ったら、
それに似たような家を実際に観に行く。
素敵な旅行がしたければ、
実際にパンンフットを取り寄せて
その風景を見て、
その写真をいつも見えるところに貼っておく。
こんなことをやって、
あれ、自分の今の状態はおかしいぞ。
ここは自分のいる状態じゃないぞ、
と、本気で感じるくらいにまで
錯覚することです。
《仮想現実とは》
これが「絶対的な必要性」を作るコツです。
そうなれば、
あとはあなたの脳が勝手に
必要な行動を考えてくれます。
単なる空想ではいけません。
仮想現実にしてしまうこと。
これを怖がってはいけませんね。