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しるべブログ vol.59
【実際に確かめたこと】

《録音の100均ショップを目指していました》

以前、私がコンサート録音をメインにやっていたころのことです。

私はかなり安い作業料金で録音を請け負っていました。

まわりの業者さんとくらべても最安値だっったと思います。

しかもそれに誇りを持っていました。

そんな頃、

自分の作業量が、自分の限界だとおもえるような

発注が来ていたころのことです。

そんなにたくさんのお仕事を貰えているのに、

収入としてはまったくたりません。

普通に生活するにも苦労していたのです。

なにしろ単価が安かったので・・・。

そこで私は、録音料金の値上げをすることにしました。

周りのスタンダードに近い金額にしようとしただけなのですが・・・。

ところが私は、不安におののいていました。

値上げを宣言したとたんに

みんなが仕事をくれなくなるのではないかと。

そこで、おそるおそるですが、

ひとつのクライアントにその事を伝えてみました。

すると、すんなりとOKが出たのです。

それどころか、

「それでも安いですよね」と言ってもらえました。

それに少しの勇気をもらい、

ほかのクライアントにも一斉に値上げオファーを出しました。

すると、どのクライアントも、

断ってくることろはありませんでした。

《誰も受け入れてくれないのではないか・・・?》

またこんなこともありました。

私が個人向けコンサルタントを始めた頃です。

それまで自分の周りにいた友人のなかで、

自分のコンサルタントを宣伝出来る人は、

せいぜい5人くらいだと思っていました。

それ以外の人には、怖くて伝えることが出来なかったのです。

なんて言われるだろうか・・・。

今まで音楽プロデューサーをやっていた人が、

何を間違ったの?

お前にコンサルタントなんて出来るの?

などの声がたくさん聞こえてくるようでした。

その時に、私のメンターの方と話していて、

気付いたことがあります。

それは、

「私は傷つくことを怖がっているだけだ。

格好をつけているだけじゃないのか?」

ということです。

そこで勇気を振り絞って

30人くらいの友人にメールを出してみました。

その結果、

否定的な意見を返してきたり、

あからさまに無視を決め込む人は

まったくいませんでした。

それどころか、

8人もの人が、私の説明を聞きたい、

と言ってくれたのです。

《実際と想像は違う》

これらで何に気付いたかというと、

自分で買って決めてしまっていた、

ということです。

実際に確かめたことではない事実に

左右されていた、

ということです。

何事も、

想像・うわさ・常識などに惑わされてはいけない、

ということだと感じました。

想像やうわさなどはかならず、

否定的な部分がクローズアップされるものです。

それが脳のはたらき、

「防御本能」だからです。

実際に試したこと、

実際に見たこと、

これらをもとに行動していれば、

今よりも数倍の結果に結びつくことは確実です。

想像で動けなくなっていることはありませんか?

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