しるべブログ
しるべブログ vol.55
【伴走型コンサルです】
《コンサルってあやしい?》
以前、
まだ私がコンサルタントを目指す前のことです。
いろんな飲み会や交流会に出席することがあり,
そこで新しい人と出会うことがあります。
なかには「コンサルタントをしています」
という人も何人もいました。
当時私は、
コンサルタントという仕事にあまり良いイメージを持っていませんでした。
ひとつには、
何をしているかハッキリしない仕事であること。
もうひとつは自称コンサルタント、
という人がいっぱいいるらしいことです。
さらに、
そんな中で出会うコンサルタントの方々の多くが、
『偉そうな物言いをする』人たちだったことです。
なるほど、コンサルタントは、
クライアントさんにアイデアを出し、
やり方を指導するのだから、
ハッキリと指示するほうが有り難がられるのだろうな、
と思っていました。
なのでその頃は、
自分がまさかコンサルを目指すとは思ってもいませんでした。
《コンサルを目指したころ》
その後あるキッカケでコンサルを目指すようになるのですが、
そうなってからまわりを見渡すと、
コンサルにもふた通りの人がいることに気がつきました。
一方の人たちは、
断定的に、
クライアントさんに有難いアイデアを伝えている人たち。
もう一方は、
クライアントさんと一緒に解決策を考えている人たち。
どちらが嬉しいかというのは、
クライアントさんによって違うと思いますし、
コンサル分野によっても違うと思います。
とは言うものの、
後者の人たちも何割かは、
自分の見識を披露してはいます。
《伴走型のコンサルへ》
私は後者の、
一緒に考えるコンサルのほうが好きだなぁ、
と思いました。。
なぜかというと、
常に解決策を伝えてばかりいると、
それを受けたクライアントさんは、
いつまで経っても自分でアイデアを発想するするようには
ならないと思ったからです。
お腹がすいたひとに魚を恵んであげるのと、
魚の釣り方を教えてあげるのとでは、
どちらが永続的な手伝いになるか?
という逸話を思い出しました。
私のコンサルに物足りない気持ちを抱く方もいらっしゃいますが、
私にとっては、クライアントさんたちが自立してくれるほうが、
よっぽど嬉しいことなのです。