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 【失敗の数】

《成功に近そうなこと》

物事が上手くいくには、

良い結果の積み重ねだと思っていました。

良い結果が積み重なれば、

当然のように結果はどんどん良くなるし、

その度にさらに上に行けるからです。

私がビジネスを本気でやり直そうとしていた60才のころ、

とにかく上手くいく方法を探し続けていました。

そして、上手くいきそうだと思うことを

何度も繰り返していました。

不思議なことに

ぜんぜん結果がついてきませんでした。

《上手くいきそうなこと》

その当時、

コンサート録音を専門に頑張ろうとしていました。

調べられる限り、

日本中のアマチュアオーケストラや

アマチュア合唱団、アマチュア吹奏楽団に向けて

コンサート録音の宣伝メールを出しまくりました。

2000団体くらいに送ったと思います。

どんな瞬間に目にとまってくれるかわからないので、

全ての団体に、時期をずらして2回目、3回目と送りました。

なかには、

迷惑がられてわざわざお断りのメールを返信してくる団体もありました。

しかし、成立した仕事はひとつもありませんでした。

またあるときは、

自分の録音の悪いところを調査しようとして

今までのクライアントに片っ端からアンケートを送り、

私の仕事の良いところや悪いところを聞いてまわったこともあります。

当然のことながら、「悪いところ」を書いてくれることは

ほとんど無く、

良いところばかりで、

あまり役にはたちませんでした。

とにかく結果はまったくついてきませんでした。

コンサルタントを志したあとも同じでした。

良さそうだと思うことを選んでやっていたころは

ほとんど結果が出ませんでした。

《失敗しなければならない》

あるとき、ビジネスの先生から言われたことがあります。

物事の成功は、失敗の数に比例するものだと。

どんなに天才的な成功者も、

たくさんの失敗をしているから

結果が出ているのだと。

昼田さんは、

どんな無駄に思えることをやっていますか、

と聞かれました。

それから、

無駄と思えることもやり始めました。

周りの人達のなかで、

絶対に私のビジネスには興味を持たないだろうという人達に、

軒並みメールを書いたのです。

もちろん迷惑がられたこともたくさんありました。

でもそれから私のビジネスが急に伸びたことも事実です。

たくさんの失敗を、

怖がらずにやってみる。

これもビジネスの成功を目指すときの

大切なことですね。

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