ビジネス書では

ビジネス書の最近の傾向として、心理面に比重を置いた本が増えているような気がします。

会社は人である。

よく言われることです。

やはり、イヤイヤ働いている会社より、楽しそうに働いている社員たちがいる会社のほうがいいに決まっていますよね。

なかには、社員たちは結果だけ出してくれれば良い、と内心考えている社長もまだいるようですが・・・。

実際に社長は

たしかに社員のことを考えようとしている経営者は増えたと思います。

でも勘違いしている経営者が多いように思います。

単に労働基準法が厳しくなったからとか、

社長目線からみて、社員はこう思うハズだ、とい考えている人が多くいらっしゃるようです。

社長目線から考えるとどうしても物質面に偏ってしまうようです。

報酬を上げていれば満足するだろう。

役職をつければいいだろう。

休憩室を作ればいいだろう。

残業を減らせばいいだろう。

報酬の多さはもう昭和の話ですよね。

もちろん多いほうがいいに決まっていますが、それは安全欲求にすぎません。

（マズローの欲求段階説より）

 平成以降の働き方改革

そして、平成の時代には、余暇を増やさないといけない、という機運が高まり、その結果労働基準法がさらに進歩したのだと思っています。

でも、令和の時代はその先まで感がえないといけません。

それは、承認欲求と自己実現欲求です。

マズローの欲求五段階説でいう最後の２段階です。

人間は他人に認めてもらいたい、自分の存在意義を探したい、という欲求があります。

そして、社会の中での自分の価値を認識することによって、初めて仕事に意義を感じ自分から進んで動きたいと思うものです。

そのために組織開発や人事制度、待遇や成長プログラムを充実させることが重要ですね。

人は他人から関心を持ってもらうたい

でも一番大事なのは、社長や上司が、その人に対していかに関心を持っているかを、日々伝えることでしょう。

出来れば社員ひとりひとりの家族のことまでケアが出来ると最高ですよね。

あばたの会社ではそれが出来ていますか？